戦国の世に想いを馳せて『高根城(水窪町)を訪ねる』
投稿日:2022年11月4日 投稿者:
秋葉街道で通じる隣町、浜松市天竜区水窪町へ公民館事業で訪ね、高根城跡や西浦田楽堂、足神神社などを視察しました。
この事業は、「地域の歴史や現状を学習しながら、地域の未来を考えていこう」という目的で、今回は遠山常民大学と協力して実施しました。
高根城は、水窪町の中心地の東南端の九頭合山頂(標高420m)にある山城で、この地の豪族奥山氏が1414年に築いたといわれ、1569年に遠山地方を領有していた遠山土佐守に攻められ落城した城です。戦国時代の歴史に詳しい小和田哲男氏(現静岡大学名誉教授)の監修により発掘調査を行い、堀切や土塁、曲輪、櫓などが復元され、2017年に放送されたNHK大河ドラマ「直虎」のロケ地にもなった見事な山城です。
同町の観光ガイドのお二人の丁寧な説明を受け、戦国の世に想いを馳せながら視察しました。
同町は峠を越えたお隣の町で、参加されたメンバーの中には、視察先の方が親戚であったり近しい知り合いである方もいて、昔から遠山谷との結びつきの強さを改めて感じた視察となりました。
現在も「峠の国盗り綱引き合戦」をはじめ様々な面での交流があり、近い将来の青崩峠トンネル(仮称)の開通によって、ほんの10数分で行き来できるようになり、益々交流が深まっていくのでしょうか。
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