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秋葉街道和田宿プラットフォーム ワダパゴス

遠山郷にぎやかし隊について

このサイトを運営しているのは、
信州遠山郷にある「和田宿にぎやかし隊」です。

光れ和田の子「元気・本気・勇気」のまちづくり

本格的な人口減少時代を迎えた日本にあって過疎少子高齢化最先端地域である「遠山郷」。

過疎化や少子高齢化が進むのは、もはや紛れもない事実。

しかし、遠山郷の現状をきちんと捉えて、これから取り組んでいくことは、あたらしく可能性があり、

遠山郷の未来をつくるだけではなく日本ひいては世界の未来をつくることにもつながると考えます。

私たちは、遠山郷の宝、つまりは日本の宝、世界の宝、「未来や希望のかたまり」である、子どもたちとの取り組みを中心にすえ、「自らの地域で暮らしを創り育てていけるようなひと」を見守り育む地域をつくっていきたいと思います。

そのため、学校教育という枠組みの中だけの取り組みにとどまることなく、地域の実践と学校教育をひろく、おおらかに結びたいと思います。明るい希望をもって、子どもと大人が共に地域を構成する仲間・同志となって、時の試練に耐えうるチカラをつくり、力強く挑戦をしてみたいのです。

 

・・・遠山の郷の中心地、和田の町。

大都市に比べれば、吹けば飛ぶような家と人の町ではあっても、遠山郷の都としての生活と文化のエネルギーの源は、昔から和田の町にありました。和田の町がずっと元気に、賑やかであることは持続可能な地域づくりに欠かせません。

コミュニティの基本の地域は、お寺の鐘の音が聞こえる範囲の地域のことで、共同体に必要なのは、お寺(神社)・学校・病院だといわれます。

遠山郷和田宿には、龍淵寺というお寺があって、【龍淵寺の鐘の音が聞こえる範囲=歩いて行ける範囲】に、役場・学校・公民館・病院・郵便局・銀行・お店屋さん・温泉・・・・がコンパクトにほどよく「ちょうどよく」まとまっています。

先人たちが長い歴史の中でつくってきてくれたこのカタチ。

鐘の音が聞こえる足元の地域ことを、コツコツと一生懸命にやっていくことであたらしい何かが生まれるに違いないと思います。

   私たちはこれからの時代は「拡大」ではなく「深化」であると考え、小さく狭く濃く深く取り組むこと、そして何よりも長く取り組めることを大切にしていきたいと思います。

*「時間意識の社会学」加藤秀俊 著 より

~共同体というのは、一定の空間を共有するだけでなく一定の時間を共有する人々の集まりのことなのであった。日本でも事情は同じであって、童謡「夕焼け小焼け」の中の「山のお寺の鐘が鳴る」という一句からもわかるように、寺院の鐘が朝を告げ、そして夕暮れを告げたのであった~

 

持続可能な地域づくりの担い手を育むまち・和田宿。

地域の持続可能性を真剣に考え、多くの人たちとともに実践できる場、多く人たちと連帯し、いろんな場を積み重ねて、さまざまな思いを分かちあえる場、「住み続けられる地域」を創る力をもつ「ひと」を育んでいける場、・・・・和田宿はそういう「まち」でありたいと思います。

①実践の場としてのまち「和田宿」

「住み続けられる地域を創るための教育」=ESD=Education for Sustainable Developmentを、

受けた子どもたちが、まちのなかで自らの可能性を試し、実践できる場をつくりたいと思います。

②ユネスコスクール登録を支援し、その理念を実践できるまち「和田宿」

地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展が目指されているユネスコスクールの勉強会を開き、また登録を支援するまちでありたいと思います。

③子どもも大人も地域の仲間・同志であるまち「和田宿」

800年続く伝統の霜月祭り。当然、単なる経済の不況、人口減少、過疎化だけではなく、

その間には、飢饉や洪水、大火や大地震、戦争もありました。

山間の地でどうやって800年もの間、続けてきたのでしょうか。続けてこられたのでしょうか。

この歴史の「厚み」は、想像できないほど、すさまじく、ものすごく重いものです。

「時」の試練に耐えうる人づくり、地域づくりをその歴史に学び、力強く模索したいのです。

未来を担う子どもたちとまちの大人が共に学び実践する地域の仲間・同志でありたいと思います。

④遠山人のDNA「あんじゃあねえ」の精神力を受け継いでいくまち「和田宿」

遠山郷の言葉に「あんじゃあねえ」という言葉があります。

案ずるな、だいじょうぶだよ。うまくいくから心配しなくていいよ、という意味合いです。

浜松地域の精神性を「やらまいか」という言葉で表現することがありますが、遠山地域の精神性、遠山人のDNAを象徴している言葉は「あんじゃあねえ」ではないかと思います。

遠山人のDNAを受け継ぎ、時の試練に遭遇しても、力を尽くし、だいじょうぶだ、うまくいくと力強く歩み続け、「あんじゃあねえ、ぞ」と心に秘めて未来をつくっていける人を育みたいと思います。

⑤みんなの学び舎「和田小学校」に寄り添うまち「和田宿」

「遠山郷は星の美しい里. 河の美しい里. 人の心の美しい里である」という言葉を贈ってくれた、

児童文学作家の椋鳩十先生。そういう里「遠山郷」だからこそできることがあると思います。

そして、詩人の坂村真民先生は、すばらしい詩を和田の子どもたちに贈ってくれました。

和田小学校の学校教育目標は「元気・本気・勇気」。

単純なようで難しい、本当に大切なチカラであると私たちは考えます。

子どもたちが「元気・本気・勇気」をすくすくと育んでいくためには、私たちも地域の中で「元気・本気・勇気」のある姿、共に地域をつくる同志として手本となるような大人の姿勢を見せていかねばなりません。私たちは学び舎・和田小学校に常に寄り添い、「元気・本気・勇気」のある学びの場

「和田宿」をつくっていきたいのです。

*平成29年12月末日 南信濃地区人口1,427人(男656人・女771人)世帯数725戸

*平成30年度入学予定者4名、平成31年度2名、平成32年度3名

和田宿にぎやかし隊―合言葉は「あんじゃあねえ」

私たちは、この取り組みを通して、人と人のつながりを大切にした、まちづくりをすすめていきたいと考えています。山間の地で、いろんなこともあるけれど、みんなであかるくたのしく元気にいこう、笑って暮らそう、そんなふうにやっていきたいと思っています。暮らしの延長線上にあって、にぎやかに、ひと・もの・ことが集まって、いろんなことがつながって笑顔があふれる時間をつくりたいのです。

だから、ひとりひとりみんながこの取り組みの一部で、大切な構成要素で、空間・時間・雰囲気づくりを楽しみながら、ここから広がるつながりの和をつくっていけるように。

この取り組みが、遠山郷の暮らしのなかに溶け込んでいければなあと願っています。

和田宿にぎやかし隊 隊長 山崎久孝

主な活動内容

①街道縁日の企画運営

子ども縁日なども

②LINE@和田宿GO!の企画運営

子どもも大人も共有できる情報の発信

③和田宿通信(仮)の企画発行

従来の情報媒体とは違うかたちのもの

④地域の子どもと大人の旅 

例)豊川稲荷参拝など歴史を学ぶ飯田線の旅 

⑤学び舎「和田小学校」に寄り添う活動・子どもと大人がともに学ぶ勉強会(和田宿寺子屋)

ユネスコスクール登録支援活動、勉強会など

 

「わたしは和田の子」

わたしは和田の子 和田育ち

聖徳太子は おっしゃった

一番よいのは 和であると

和田はほんとに 良いところ

南信濃は 今日も晴れ

良い子になって 世の中に

お役に立つよな 人となれ

そんなに木木も 鳥たちも

みんな言ってる うたってる

「光れ和田の子」

光れ和田の子 信濃の空は 朝日夕日に輝いて

育つ若木の 花咲く木木の 薫る風

光れ和田の子 あなたも君も

光に向かってすべては光る

「ご縁人口創造事業」

和田宿にぎやかし隊は「縁」を中心に活動を展開して参ります。
家族や親族の「血縁」、地域の縁である「地縁」、学校や同窓生の縁である「学縁」、職場の縁である「職縁」、趣味社会的な縁である「趣縁」の「五縁」を意識した地域振興を徹底的に行なおうと考えています。
めざすのは無縁ではなく、多縁。そして、まずは5つの縁、五縁を深めるところから。そこから、志縁(支援)の輪、応縁(応援)の輪、いろんな輪が広がりだします。

1.血縁=婚活事業との連携

  1. 出会いの場の創出=「街道御縁夜祭り」の開催
    かつてあった演芸大会の復活、若者の積極的参加
    ・8月お盆行事と同時開催?盆踊り、ダンシングヒーロー
    ・演芸大会記録DVD、講師謝金、運営費
  2. 秋葉街道花嫁行列の開催
    ・和田宿花嫁行列の復活
    ・婚活等で成立したカップル

2.地縁=街道縁日の継続開催、他の事業との連動

あたらしい地域のつながりの場を模索する。遠山郷内外。

  1. 春の街道縁日 3月10日初午の頃(他のイベントが少ない)
    手書き地図実行委員会まちあるきウォーキング、太陽堂宝投げ
    新町女性グループの五平餅、遠山出身者のワークショップ
  2. 秋の街道縁日 11月15日狩猟解禁の頃(他のイベントが少ない)
    公民館 子ども映画祭り?村民芸術祭?遠山キラリ?人形劇?
  3. 柚子採り体験と連携
  4. 9月遠山郷マラニック開催時?8月御射山祭り?1月どんど焼き?
  5. 子ども屋台=子どもリヤカー製作(買い物弱者に笑顔のお届け)
  6. 和田宿裏通り 全線テントアーケード、焼肉大会

3.学縁=和田の寺子屋の運営、ITCプログラミング授業との連携
学びを通した連携

夏休みの児童生徒の居場所、学童クラブへの模索、福祉との連携

  1. 和田小学校元教諭 小林先生の講演会 コンパスハウス
    Uターンしてきている教え子たち
  2. ユネスコスクール登録記念の講演会
    飯田美術博物館 坂元先生
  3. 子どもや孫、未来に伝えたい遠山郷とは(飯島町、天龍村と連携)
    「あるもの活かし」で地域力発信!
    たびすけ合同会社代表 西谷雷佐氏
  4. 遠山郷から、世界へ、宇宙へ 未来に広がる可能性
    ・高校生カンボジアスタディーツアー、上田高校、こーさん家
    (遠山郷カンボジア研究会、山間のジャスミンティー)
    ・宇宙教育 御池山クレーターのこと
  5. 太陽堂LINE@セミナー&ワダパゴス・和田宿GO お披露目 6月ごろ
  6. 菓匠しみず 夢ケーキづくり 5月ごろ
    *和田っ子応援隊、まつり科
    *コミュニティスクール

4.職縁=遠山郷の仕事 (職業を学ぶ 遠山中学校と連携)

  1. 遠山郷合同就職説明会
    秋の街道縁日で初開催 継続して続ける
    実施方法の模索
  2. 「遠山郷の神ふぐの挑戦」講演会、視察、など
    お茶も、柚子も、何もかも、「はじめたばかり」の頃があった。
    なんでもはじめはうまくいくことばかりではない。
  3. あたらしい産業を育てて守る、未来の産業をともに育てつくる

5.趣縁=「月に一度は遠山詣で」の実践

  1. HPワダパゴスの運営
    ・遠山郷関係事業者が連携して情報発信する仕組み
    ・遠山郷ネット勉強会の継続開催(カレーの大原屋さん)
    かぐらの湯、藤会、ロッジ下栗、マルモ商店、ほか
    (仮)和田宿手書き通信(折込チラシ:HPの内容まとめ)
    →表面:大人担当 裏面:子ども担当
  2. 太陽堂ゲストツアー(太陽堂と地域の産業をつなぐ)
    4月 遠山桜
    5月 お茶摘み体験
    6月 梅採り体験
    11月 柚子採り体験
  3. 豊川稲荷詣で
    遠山郷諸団体、関係者、児童生徒が参加する学びの旅
    歴史や、おもてなし、遠山郷との関係を学ぶ視察的なもの
    (高平稲荷講、春の街道縁日につながる、高齢者と旅する)
    長い歴史の有る豊川稲荷と門前町のおもてなしを学ぶ
    諸団体、関係者の連携もめざす
  4. 映画「いつくしみふかき」連携
    ロケ地探訪、出演者講演会 などなど
  5. 事業効果(可能な限り数値化すること)
    ・和田小学校児童の増加
    ・街道縁日への来場者の増加
    ・婚活事業における成婚カップルの増加
    ・遠山郷各団体への就職内定の増加
    ・ワダパゴスへのアクセス数の増加
    ・太陽堂等宿泊施設の稼働率増加

 

<H30年度活動報告>

月日 事業名 内 容
3月11日 春の街道縁日 高平稲荷の初午祭りに合わせて地域協働の催しを開催
5月12日 第1回和田の寺子屋 小さな和田小学校の大きな可能性 矢崎和田小校長
6月30日 第2回和田の寺子屋 遠山郷ICTクラブ ペッパー君活用
  プログラミング教室開始 飯田ケーブル主催コンテストへも参加
8月5日 夏の街道縁日 和田宿四ツ角劇場、世界人形劇フェスタ応援
9月3日 第3回和田の寺子屋 自分で情報を発信しよう 尾沢、木村、水戸氏 太陽堂
10月17日 第4回和田の寺子屋 人が集まる情報発信を学ぶ 尾沢氏 於:遠山荘
11月17日 秋の街道縁日 太陽堂盛り上げ企画、地域協働の催し 初めて商工会館借用
3月10日 春の街道縁日 太陽堂プレオープン、手書き地図イベントとの協働
3月 春休み「自磨の時間」 長期の休みを子どもたちが地域で過ごす試験的取組

・遠山ICTクラブ設立

<H31年度活動計画>案

月日 事業名 内 容
4月6日 遠山桜お花見ジンボク会 遠山郷まちけんと共催 太陽堂記念植樹 ウチソトナカをつなぐ
4月7日 商店街活性化イベント マルモ商店のもの全部出す!(商店・空き家・施設の有効活用PJ)
4月5日 第5回和田の寺子屋 「和田小学校長 新山小学校?の取組を聞く」
5月18日   夢ケーキづくり 菓匠しみず 清水慎一さん
6月 第6回和田の寺子屋 「和田小学校小林組の奇跡」座談会
7月 第7回和田の寺子屋 「大学生と一緒に 地域課題に挑戦!麻布大学 小玉教授」
7月 夏休み「自磨の時間」 長期の休みを子どもたちが地域で過ごす試験的取組
8月 親子サマーキャンプ受入 2泊3日。教育委員会・移住定住課と連携
9月 第8回和田の寺子屋
10月 第9回和田の寺子屋 ユネスコスクール登録記念?
11月15日 秋の街道縁日 龍淵寺薬師様御開帳・林業祭り同時開催(ミズホ鋼機・林業関係)
  第10回和田の寺子屋
12月 冬休み「自磨の時間」 長期の休みを子どもたちが地域で過ごす試験的取組
1月 遠山郷どんど焼き肉 和田宿裏通り・リヤカー市・どんど焼き終了後・大学生と連携?
2月 第11回和田の寺子屋 豊川稲荷詣で ガイド:和田小 鷲田教頭先生
     
遠山郷プラットフォーム 太陽堂オープンにあわせてスタート
  ワダパゴス運営  
全国聞き書き甲子園受入 公民館とともに。全国の高校生の受入れ
演芸大会復活・盆踊り 婚活事業との連携
太陽堂企画応援 お茶摘み・梅採り・柚子採り……

 

和田宿にぎやかし隊の拠点「太陽堂」

和田宿にぎやかし隊は専用の事務所はありません。地域にあるゲストハウス太陽堂がその拠点の役割を兼ねています。
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ゲストハウス太陽堂

電話:050-5359-4393
contact@tohyamago-taiyodo.com

 

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