和田小学校にお邪魔してきました
投稿日:2020年9月9日 投稿者:
私Mitoは自分に子供がいないため、移住して3年目にして実は初めて和田小学校にお邪魔しました。
校長先生自ら、校内を案内していただきました。
全校生徒28名。
生徒が減少し、危機的な状況である話は知っていました。
しかし、実際に学校での景色を目の当たりにすると、衝撃を受けました。
ひろい教室の中に、4つだけ並ぶ机。
教室の後ろの壁一面、たくさんあるロッカーの2つだけに名前が書かれている様子。
あぁ、これはさみしい。こんなに立派な学校なのに、なんてもったいない。。。
もうすぐ小学校は運動会。
この日もみんなで運動会の準備をしていました。
校長先生曰く、運動会も競技に出るのはもちろん、ゴールテープ係や放送などの運営まで全部生徒たちでやる。そうするともう、大忙しだと。
私自身、知っているつもりでも、実感を伴っていなかったことに深く反省をしました。もっと早く学校を見に来るべきだったと。
そして、保護者以外の地域の方も、実際に学校に足を運んで、いろいろ感じてもらえると何かのきっかけになるのではないかと感じました。
しかし、悲観的なことばかりではありません。
この日も運動会の準備を、学年入り乱れて一緒にやっていました。
山奥だからこそ?の遠隔授業の設備も整っています。
その最先端の教室の中に、霜月祭りに使われる太鼓と湯釜が一緒に並んでいるのも、この学校の良さを表していました。
そしてみんな、人懐っこい。
この日も運動会の準備をしていなかった低学年の子供たちは、校長先生と私にたくさん声をかけてくれました。
和田小の校長先生が挙げてくれたこの素敵な日記からも、子供たちが素敵に育っていることが実感できます。
山奥の小さな学校、やれることは全部やって何とか残していくと気概のある先生たちが自らブログも発信しています。
「あんじゃあねぇ」の精神で、頑張っています。どうぞ、地域の皆様、そのほかの皆様も一緒に応援してください。
また遠山郷での子育てに興味のある方は、お気軽にワダパゴス事務局、または和田小学校、遠山中学校にお問い合わせください。
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