開店時刻の少し前に、体育館横の廊下を歩いていると、その足音が聞こえたのでしょう『パッ』と１・２年生の二人が、満面の笑みで体育館から姿を現しました。お客さんを待ちわびている様子がひしひしと伝わってきます。頭には、コックさんの帽子をかぶり、準備万端といった様子・・・。１・２年生が、自分たちで育てたポープコーンを『ポップコーン屋さん』として振る舞ってくれたのです。昨日ご丁寧に届けてくれた「引換券」を職員室に取りに戻り、再び体育館に行ってみると、これまた待ちわびたように、店舗に駆け寄るお客さん（3～６年生の子どもたち）の姿が・・・きれいに飾り付けられた店舗の前で、引換券を渡すと、定員さんはうれしそうに商品を渡し、お客さんはうれしそうに商品を受け取る・・・そんな姿が見られました。中には「引換券」を紛失してしまったというお客さんもいましたが、それにも急遽対応してくれる親切なポップコーン屋さん・・・。

特設された飲食場で、ゆっくり味わいながら、提供する喜び、そして受け取る喜び、どちらの立場でもうれしい時間を過ごしました。