5年生は、総合的な学習の時間に稲作を行っています。これまで、畦づくり、代掻き、田植え、ヒエ取り･･･と、地域の専門家の方々にご指導いただきながら、自分たちの手で作業をしてきました。9月に入り、稲の穂が徐々に黄金色に変わり頭を垂れてきました。9月14日、いよいよ稲刈りです。稲を手で刈るのは、殆どの子どもたちが初めてです。ザクッザクッと良い音を立てて稲が刈れると楽しくて、初めは夢中になって稲を刈る子どもたち。しかし、夏に戻ったような暑さの中、刈って、縛って、運んで・・・の作業はなかなか大変で、次第に疲れが見え始めました。「暑い。」「疲れた。」・・・と弱音も出てきます。ご指導やお手伝いにきてくださった地域の方から「頑張って。」「もう少し。」と励まされ、子どもたちは力を振り絞って頑張り、予定した時間の中で、稲刈り・はざかけを終えることができました。作業を終えた子どもたちからは「とっても疲れた。」「楽しかった。」「お米ができるまでには、一つ一つの作業が大変なんだなと思った。」「早く、お米（ご飯）を食べたい。」等の感想が聞かれました。