その世界へ ~読書旬間~
投稿日:2024年5月29日 投稿者:
「ああ、2人とも聞き入っているなあ」そんな感覚でした。司書の先生の、穏やかな、そして優しく耳に入ってくるその読み聞かせ「何とも心地いいなあ」と感じます。そこに、引き込まれている子どもたち。
今回の読書旬間のねらいにあるように「本への興味関心」「読書の習慣化」の大切さは、感じながらも、子どもたちにどうすることが、その力を育むことになるのか考えさせられます。自分自身が、「本好き」とは言えず、本を読む時間があったら外で遊びたい・・・そういう幼少期を過ごしてきたので、担任をしていたころの自身を振り返ると、子どもたちにどうしたら本の魅力を伝えられるだろうかと試行錯誤してきたように思います。読書期間中は、担任自ら真っ先に本を読み始めてみたり、私セレクトの本を教室に準備してみたり、朝の会で、読んだ本のことに触れたり・・・子どもが、どこの何に触れたかはわかりませんし、すぐに結果が表れることではなく、時間が経過したときに、わかることのように思います。「ああ、あの子最近本に夢中になっている姿が見られるな」そんな姿を願いたいものです。
先日、保護者の方のお迎えを待っている間、ずっと本を読んでいる子どもがいました。本当にずっとです。時に笑い声を上げたりしながら・・・まさにその世界に入っている。「本が好きです」と言える人に憧れすら覚えてしまう私です。
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