自主練なのです、休み時間や放課後の時間に、体育館から聞こえてくる楽器の音。また、廊下ですれ違う際、ふと耳に入る、鼻歌交じりの楽しそうな歌声、朝の時間、帰りの時間に教室から聞こえてくる歌も、日に日に熱が込められていることが伺え・・・。音楽会が迫ってきたことが実感される日々です。

先日の全校音楽の冒頭、音楽担当の先生から、子どもたちに「『音楽会で聞いてくれる人に』と『音楽会が終わったときに自分が思っていたいこと』を覚えていますか」との、投げかけがありました。これは、音楽会に向けての練習をスタートさせた際に、一人ひとり付箋に書き表したことを音楽会を間近に控えた今、確認したのでした。一人ひとり綴った言葉、そこには『聞いていて気持ちがいい』『みんなで楽しんでほしい』『もう一回聞きたいな』『自分が楽しかったなと思えるように』『みんな良かったよ』等々、表されています。

保護者の方々、そして地域の方々が集い、みんなで演奏を、歌を楽しむ時間。音楽は、本当に大きな力を与えてくれるものであると言うことを、改めて感じることが出来る時間です。

本年度の音楽会に向けて、気持ちが高まっていく子どもたちの様子から、大事な力が育まれていることを感じています。笑顔あり、感動あり、緊張ありの当日に向けて・・・。