遠山郷の言葉に「あんじゃあねえ」という言葉があります。
案ずるな、だいじょうぶだよ。
うまくいくから心配しなくていいよ、という意味合いです。

浜松地域の精神性を「やらまいか」という言葉で
表現することがありますが、
遠山地域の精神性、遠山人のDNAを象徴している言葉は
「あんじゃあねえ」ではないかと思います。

遠山郷には800年続く伝統の霜月祭りがあります。
当然、単なる経済の不況、人口減少、過疎化だけではなく、
その間には、飢饉や洪水、大火や疫病、大地震、
戦争もありました。

山間の地でどうやって800年もの間、
続けてきたのでしょうか。続けてこられたのでしょうか。
この歴史の「厚み」は、想像できないほど、
すさまじく、ものすごく重いものです。

 

私たちは、未来を生きる子どもたちとまちの大人が
共に学び実践する地域の仲間・同志でありたいと思います。

遠山人のDNAを受け継ぎ、時の試練に遭遇しても、
力を尽くし、だいじょうぶだ、うまくいくと
力強く歩み続け、
「あんじゃあねえ、ぞ」と心に秘めて
未来をつくっていける人を育みたいと思います。

「時」の試練に耐えうる人づくり、地域づくりを
その歴史に学び、共に力強く模索していきたいと思います。

 

 

■秋葉街道和田宿プラットフォーム
「ワダパゴス」より
　和田宿にぎやかし隊設立趣旨
https://wadapagos.com/know/aboutus