地域の方々とこの時を ~お茶摘み~
投稿日:2025年5月19日 投稿者:
「ここに、かご準備しといたから、必要だったら使っていいからね」・・・茶畑に向かう途中に、かわいらしい茶摘みかごが準備してあるのです。『忘れた子どもたちがいたら、かわいそうだから』というお心配り・・・地域の方が、今日のお茶摘みを、どのように捉えられているのか・・・感激すると共に、地域の人と一緒に行うこの『お茶摘み』という時間の意味を考えさせられました。天候にも恵まれ、大勢の方々にご参加いただき、お茶摘みを行うことが出来ました。
今年は、フルートの音色に合わせ、『茶摘み』の歌を歌うことからのスタート。参加いただいた方は、子どもたちの歌に合わせ、手拍子をしてくださったり、リズムを体で刻んでくださったりしながら、何ともやわらかな表情で、子どもたちの様子をご覧になっているのです。注がれるこのあたたかな眼差しを、子どもたちは存分に感じているのだろうと思いました。
保育園の皆さんも参加いただき、大勢で茶摘みをすることが出来ました。
私事ですが・・・「『一芯三葉』が、昨年度より見える!!」これが私の正直なところでした。昨年は無かった感覚が、確かに今年はあるのです。何ともうれしいその感覚に、摘むスピードも自然に上がってきます。しかし、ふと横に目をやると・・・「この道50年!!」の方のスピードは全くの別次元です。その摘み取りのスピードもさることながら、摘んだ部分の美しさというか・・・確かに、積み残しがないことがわかる、その感じに圧倒されるのです。しかしそれも、また茶摘みの楽しさ、喜びを膨らませるのです。
緑栄える茶畑で、今年も素敵な時間を過ごせました。
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