和田宿にぎやかし隊 参謀役 肉のスズキヤ若女将、鈴木志保さん
投稿日:2019年3月18日 投稿者:
「いつの間にか供受け入れられてもらう側僑から供受け入れる側僑になっていた。」そう話すのは現在、「和田宿にぎやかし隊 参謀役」として地域を盛り上げている、肉のスズキヤ若女将の鈴木志保さんです。
〈好きなことを 好きな場所でやりたい〉
鈴木志保さんは伊那市出身。遠山郷へは26歳の時に移住しました。
それまでは進学などで埼玉県・北海道・大阪府といくつかの地域を転々としていましたが、地元で好きな出版の仕事をしたい、との思いから民俗学の書籍や地域パンフレットを制作する飯田市の小さな出版社に入社。
南信濃地区の担当になったことから、23歳の時に初めて遠山郷に足を運びました。
当時は南信濃の発足 周年記40念の冊子をつくるなど、地域に密着した印刷物を作成し、その取材の中で遠山郷の人々の魅力に惹かれていきました。
26歳の時に「好きなことを好きな場所でやりたい」と、南信濃村の観光協会に転職し、移住することになります。
〈元祖地域おこし協力隊涯 Iターンのはしり的な存在〉
今では地域おこし協力隊制度やIターン移住者もチラホラ見かける遠山郷ですが、当時は遠山郷が好きで移住する人はほとんどいない状態。
地域の方々からは不思議な目で見られたそうです。
志保さんが移住を決めた理由の一つは、人の魅力。
「ちょっと寄ってけよ」と巻き込まれ、遠山郷の濃い人たちに揉まれる中で徐々に遠山郷に受け入れられていきました。
当時は観光協会の職員として数々の企画をつくり、自分が感じた遠山郷の魅力を発信する毎日でした。
そんな志保さんの転機は、結婚と出産。
30歳の時に地元肉屋30の肉のスズキヤの理さんと結婚し子供を出産したことで、志保さんの生活も大きく変わりました。
遠山郷が好きな移住者から、肉屋の若女将、一人の母になっていく中で、「地域を元気にしたい」という強い想いが生まれてきました。
それは一移住者、観光協会の職員としての考えでなく、この地域で生きる者としての切実な想いでした。
〈にぎやかな和田のまちへ〉
想いを同じくする三家族で現在は「和田宿にぎやかし隊」を発足。
自分たちでも和田のまちをにぎやかすことくらいは出来るのではないか。
ちょっとした、にぎやかさからまちは少しずつ良くなっていくのではないか。
そんな想いから和田のまちでの「寺子屋」「街道縁日」イベントの開催、「ペッパーのプログラミング教室」「和田のまちでの人形劇」への運営協力等々、まちを盛り上げる活動をしてきました。
にぎやかし隊は、一緒に面白いことをしたい方はいつでもWELCOME!
皆さんも一緒にこの遠山郷をちょっと賑やかなハッピーな場所にしてみませんか?(広報委員M&N)
「いつの間にか供受け入れられてもらう側僑から供受け入れる側僑になっていた。」そう話すのは現在、「和田宿にぎやかし隊 参謀役」として地域を盛り上げている、肉のスズキヤ若女将の鈴木志保さんです。
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