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和田小校長日記

『仲良し』を問われて  ~仲良し月間(人権月間)全校集会~

投稿日:2025年11月6日 投稿者: カテゴリ:和田小校長日記 タグ:

「『なかよし』って、どういうことでしょう」・・・来る『なかよし月間(人権月間)』に向けての全校集会、担当の先生から、そんな問い返しから始まりました。

改めて「仲良しとは?」と、尋ねられると、どう答えて良いのか、一瞬戸惑いすら覚えてしまう、その問い。しかし、その後、子どもたちから、次第に声が上がっていきます。「一緒に遊ぶ」「休み時間とかに、話をする」「話が合うとか・・・」・・・「でも、話をしなくても仲良しなんじゃあないの?」等と、スタートの語りだしから友と意見を交わし合うところもみられ・・・

語られる子どもたちの言葉を聞き、その場の流れをつかみながら、先生も切り返していきます。「本当に話が合う人だけが仲良しなのかな?」子どもたちも、考えを深めながら応えていく様子です。「認め合えば仲良くなれる」「意見が違っても、ああそういう考えもあるねって考える」「意見を否定しない」・・・次々語られる子どもたちの言葉に、私は、ある意味圧倒されながら、そしてこの子たちに育まれている『人権感覚』に思いを馳せながら、その場にいました。

語り合いは進み「仲良しだったら、強い言葉を言ってもいいのかな?」こんな問い返しが先生からありました。これに対して、私は、相対する発言を、とても興味深く聞いていました。ある子は「言われた相手によるのでは?相手が言われて嫌な思いでなかったらいいと思う」そんな意見に対して「(そうだとしても)わたしはやっぱりダメ、もし言われたら我慢することになるかも」その子その子の、今の本当が語られていると感じたのです。

児童会が決め出す11月の目標『もっと もっと 仲よくなろう』が確認提示されました。

『仲よくなろう』の前に据えられた言葉『もっと もっと』に、今の和田小学校の子どもたちの意識を感じることが出来る児童会月目標です。

人権月間中にある『校長講話』、今日の子どもたちの深い語りを聞きながら、「準備していたものを更新しなくては!!」と、慌てさせられた、朝の全校集会でした。

 

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