わたしのアサガオ・プチトマト ~栽培学習のスタート~
投稿日:2025年6月2日 投稿者:
「今日、アサガオの種、植えるの」と1年生がにこやかに報告に来てくれました。さほど時をおかず、今度は2年生が「見て!!これ(プチトマトの種)植えるの」と、微笑みながら小さな種を見せてくれます。栽培活動のスタート、子どもたちにあるワクワク感が伺えます。「わたしのあさがお」「わたしのプチトマト」になる学習の大切さを改めて感じるところです。
花壇の脇で、鉢植えが進んでいるのでしょう。そこから何とも楽しそうな声が響いてきます。天気の良さも、楽しさを後押ししてくれているようです・・・・
さて、子どもたちの下校後、1・2年の担任の先生が「それぞれ鉢を置く場所が違っていて・・・」と話をしてくれました。詳しく伺うと・・・ある一人の子は、『以前、太陽の光が降り注ぐ場所に、花をおいていた時、枯れてしまったから』という理由で、日差しや雨がしっかりと防げるだろう、職員玄関前の庇(ひさし)の一番奥に置いたと言うこと。一方ある子は、庇が届かない、玄関前の階段の上に・・・「そこじゃあ枯れるよ」という声もかかり、やりとりあったようですが、聞くとその子も、そこに置く、ある明確な理由があったのです。それは、学級文庫にある絵本『アサガオ』のあるページ・・・『青空に向かってアサガオの蔓が元気にぐんぐん伸びている絵』が、その理由とのこと。担任にそう語ったというのです。担任は、思い起こすと、その子が教室でそのページをじっくりと見入る姿があったとのこと。だから「アサガオは青空の下に」なのです。また、2年生のある子は、昨年度そこに置いて、上手に出来た経験から、昨年度と同じ場所に・・・これら一つ一つ、とても大切なことだなあと思いました。自分の鉢を置く場所一つにも、その子の思いや背景があると言うこと・・・いろいろな場所に置かれている『わたしの鉢』の今後、移動されることはあるのかな?鉢の動きが楽しみで仕方ありません。
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