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和田小校長日記

その役割を担う  ~定時放送練習~

投稿日:2025年5月30日 投稿者: カテゴリ:和田小校長日記 タグ:

そういえば数日前から、定時放送をアナウンスする際、これまでにはない大人数が放送室に入っていく子どもたちの姿がありました。聞くと、その理由は・・・いつも定時放送を行っている高学年の皆さんが、来週臨海学習に行く為学校を留守にします。その間の定時放送を学校に残る、3・4年生中心に行わなくてはならないと言うことで、その練習をすると言うことだったのです。

定時放送前に、時間に遅れないようにと、放送室に次から次へと集まる3、4年生。高学年の子が丁寧に機器の操作方法を示してくれるのですが、その時の真剣な眼差しに心ひかれます。また、高学年見守る中、緊張した面持ちで、マイクに向かい、実際に放送する時もありながら・・・

通常は、誰でも気軽に入ることが許されない放送室。機器を扱い、自分の声を全校に流すと言うこと。確かに大きな魅力あることだと思います。その魅力をしっかり感じたい、自分でもやってみたい、そして5・6年生の留守を私たちが・・・という気持ちは、本当に尊いことだと思いました。

「まだやったことがないから、僕がやる」と、ある子の初アナウンスの場に立ち会えました。機器を操作する真剣な表情に、緊張感が伝わってきます。マイクの位置を口に合わせ、音楽を流すと、更に緊張感が増します。そして・・・「手洗い、うがいをしてから、教室に戻りましょう」・・・言い終わると、音楽を徐々にフェードアウトし、電源をきると、ふっと漂う安堵感につつまれるのでした・・・周りで見守る人も本人も。

高学年が留守にするその期間。子どもたちにとっては、これまた大きな可能性広がる時間です。いつもとは違う声が聞こえてくる定時放送に、ふと耳を傾ける瞬間もあるのかな・・・そんな来週の和田小を思い浮かべながら・・・。

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